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学力公約

11月9日の朝日新聞の一面のトップ記事は公立小・中が「学力公約」という見出しでした。
内容としては、公立小中学校で学力の数値目標を掲げたマニュフェストを作る動きが広がっているということです。

最近学力重視にシフトしつつある流れにあるものだと思いますが、
これってどうなんだろうと思いました。

そもそも公約とかマニュフェストという言葉に違和感を感じます。
親向けに、うけをねらった感がありますが、そもそも人事異動が
頻繁にある公立校で公約って可能なんでしょうか?ある校長が
作った公約は翌年新しい校長はどうすればいいのか?そもそも
政治の世界で公約とかマニュフェストとか使ってますが、政治の
世界では、選挙民が公約を守らなかったら、投票しないという選択肢がありますが、じゃあ公約を守れなかった校長を止めさせる権限を保護者に与えるんでしょうか?
要は守れる制度でなければ約束をする意味がないし、守れなかった
場合に何も出来ないものは、公約とは呼べないと思います。

そして多くが数値目標(記事にあるように例えば、学力調査正答率95%とか)になっているようですが、公立が数値目標を掲げることによって目標を達成出来ない生徒達は、余計に足をひっぱったとして非難はされることはないとしても、その子たちに大きな影響を与えないか心配です。正直、数値目標を掲げることによって、先生への指導力不足の非難の矛先は、他の目標に満たない子どもたちに
行きやすくしてしまうのではと気になります。

学校制度の一部の人は、保護者向けに良かれと思ってやってるのかもしれませんが、本当にこれが親が望んでいる形なのか。先生それぞれが努力目標を持って教育にあたるのは賛成だけど、公約という形でそれを守れるかどうかもわからない制度の中で行うこと、そして公立の意義からずれているようなやり方は、最近教育環境でありがちなとってもこて先なパフォーマンスにしか見えないんです。

どうなんでしょうか?

at 12:47, kurachannet, 教育

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