OECDの結果

OECDの教育に関するレポートが今年も出ました。新聞でも紹介されています。
朝日新聞
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200809090332.html

相変わらず日本の教育にかける公的支出の低さが目立ちます。今回は28カ国中最下位のGDP比3.4%。日本の教育が家計の支出に大きく依存しているということが指摘されています。出す親が日本にはいるからいいということなのか。

日本では学力のことが問題になる時、話題になる時に、いろいろ対策が取りざたされますが、お金に直結する部分ではうやむやになる傾向にあります。

今回の総裁選を見ても、教育はあまり話題になりません。親としては目先の減税よりも、長期的に子どもたちがいい環境で教育を受けられる、目に見える形で教育に投資してもらった方がよっぽどありがたいのですが。総裁選の候補者がいずれも教育にあまり関心なさそうなのが気になります。

at 09:03, kurachannet, 教育

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全国学力・学習状況調査

先日今年2回目になる全国学力調査の結果が発表されました。
2回目のせいか、新聞では一面をかざりましたが、去年に比べて報道量は大幅に減った感じがします。

今回は、前回に比べてあまり大きな違いは出なかったものの、地域差があるということが改めて2回続けて証明されたものでした。知識の部分ではそれなりにいい成績だが、その知識を活用する設問では正答率はかなり下がるという傾向も出ました。約50%の参加ながらも私立平均と公立平均では10ポイントくらいの差が出ました。新聞でも指摘されていますが、60億以上のお金をつぎ込んで全国調査をやる必要があるのかどうかという議論は、以前からありますが、よりいっそうサンプル調査にとどめるべきだという議論は強くなると思います。たしかに、公表もしないなら、毎年全国調査をやる意味はあまり科学的には意味ないし、サンプルで深く問題を追求した方がより課題は見やすいというのもあります。

個人的には、朝日新聞で紹介されていた大学教授の指摘にあった、面積が約150平方cmのものを、切手、はがき、教科書、教室から選ぶという問題で多くの子どもたちが教科書を選んだとのは、普段の生活体験の乏しさに関係しているというものが印象的でした。たしかに、親として、生活体験を子どもに十分させているのかどうかというのは常に気がかりな点です。応用力や、活用力の乏しさというのは国際調査でも長年指摘されていますが、私たちの生活スタイル、家庭教育にも大きな要因があると思います。

もう一つ気になったのは、学力と生活に関する質問の答えの相関関係において、勉強に関係する質問と学力の相関関係は当然高いのですが、海、山、川などで遊んだ経験と学力の相関関係はかなり低いし、体の不自由な人お年寄りなど困っている人を助けた経験にいたっては、マイナスの相関関係で、普段信じていることなどが、学力にはほとんど関連性がないのはちょっと残念です。ただ勉強のことだけやってればというのは良くないはずだけど、勉強も出来るし、社会性もしっかりしているという子育てはなかなか難しいんでしょうかね・・・。

at 09:07, kurachannet, 教育

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協働による地域力アップ事業

12月13日は区の協働事業の発表会であおば学校支援ネットワークの活動について発表してきました。急遽代理発表になったためちょっと棒読みのプレゼンになってしまいましたが、委員の方からもコメントなども頂き、全体としてこのような形で区の事業を広く一般の人にもお知らせする場はとても大事だと思います。ぜひ今後も続けて欲しいです。
出来れば今後はもっと団体同士が具体的な連携をとれるようなきっかけが出来るような仕組みも取り入れて欲しいと思います。
継続力、資金力、組織力などでまだまだ脆弱な日本の市民活動団体にとって、連携して活動するというのは限られた条件の中でとても重要なテーマだと思います。

at 21:41, kurachannet, 教育

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小平市学校視察

昨日は区内の学校支援のグループの方々と小平市小平第六小学校を見学に行きました。私がこの小学校の元校長先生といろいろな活動で関係していることから、今回受け入れをお願いしました。地域と学校、行政がうまく連携しているという点で、全国的に有名な小学校です。
とにかく学校で行われている活動の多さ、地域住民の関わりの多さ、そして行政(この元校長先生を中心にした)の支援と、全てがとてもかみ合った事例だと思います。部分的に何かがとてもいいという学校はありますが、連携という点では最も参考になる学校だと思います。
私たち地域においても、学校と地域がいかに連携するかということはよく話題になります。いつも有名な学校を訪ねて思うのは、偶然でもない、自然発生的でもない、必ず地道に努力した人たちが存在するということです。理念やお題目では子供の教育環境は変わりません、子供と膝を付き合わせる関係こそが重要なのだと、小平の小学校でボランティアをしているシニアの人たちを見て改めて思いました。

小平六小
http://www.kodaira.ed.jp/06kodaira/

at 20:49, kurachannet, 教育

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アメリカの大学教育

アメリカ中間選挙がありました。民主党が大躍進しました。
民主党びいきの妻は大喜びです。ちなみに。この選挙のニュースでよく
テレビに出ていたヒラリー・クリントンと妻は出身大学が同じ
です。ボストン郊外にあるアメリカでは有名女子大ですが、
日本ではあまりその存在は知られていません。
最近あったジュリアロバーツ主演のモナリザ・スマイルの
舞台になった大学でもあります。

私もそれなりに知られているアメリカの大学を卒業しました。
安部首相も一時在籍されていた大学でもあります。妻と出会った
頃、大学の試験の話をしました。その時、妻の女子大の期末試験
は各生徒が期間内にいつ受けてもいいという形式だったと言ったので、
それだったら最初に受けた人が友達に試験の内容を教えられる
じゃないと私が言ったら、「なんでそんなことするの?」「友達
のためにならないじゃない。」と言われ、なんか自分がとても
下品な人間のように感じた思い出があります。
最近日本では、教育とは何か、また倫理が問われる問題が頻発
しています。大学入試が大きな基準となっている日本の教育
は、このままでいいのでしょうか。いろいろな対策も結構ですが、
本質的な話も必要だと感じます。

at 23:04, kurachannet, 教育

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履修漏れ問題 その2

読売新聞オンライン(2006年11月9日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061109i201.htm

やっぱりというか、みんな薄々感じていたとは思いますが、やはり履修漏れ問題を既に文部科学省は把握していたという記事の内容です。これだけではなく、もっと詳細なデータがあっても全然り不思議ではないと思います。そもそも校長と教委との人事交流や、元校長が教育長になったりというケースがあるくらいですから、履修漏れ問題を今初めて知ったなんてことはありえないと思います。

生徒の救済策が出され一段落したかのように見えるこの問題ですが、私は当初から気になっていたのは、責任者がきちんと処分されるかということでした。学習指導要領通りのカリキュラムを組んでなかったというのも問題ですが、大学へ提出される調査書への虚偽記載、これは私文書偽造ですよね。もしこれらの件が仮に処分されなければ、日本の「教育」では、大学受験という大儀名文のためには、多少のルール違反もOKということになります。悩んで自殺した校長がいるということはこの問題がいかに重大であったかということであり、ゆえに責任者には厳重な処分があってしかるべきだと思います。この国が教育をどのように考えているかという点でもとても大事なことだと思います。

at 10:52, kurachannet, 教育

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コミュニティハウス訪問

横浜市にはコミュニティハウスというものが存在します。

*コミュニティハウスとは...コミュニティハウスは、地域の方々の生涯学習活動や地域活動などの身近な場として、また地域の交流・連携を深める場として、中学校区程度に1箇所の整備水準を目標に整備を進めており、平成18年9月現在、横浜市全体で101箇所が開設されています。(横浜市HPより)。

今日はその中の一つ、都築区にある東山田中学校のコミュニティハウスに行ってきました。2回目でしたが、このコミュニティハウスは他とは全然違います。ハードは新設校なのできれいというのもありますが、館長のいろいろなアイデアが反映され、普段お近くのコミュニティハウスを利用されている方は、どうしてこんなに違うの?と驚かれると思います。私が強調したいのは、ハードも大事だけど、やっぱり運営している人なんです。地域のニーズをとらえ、連携のネットワークを作り、人を巻き込み、いろいろな取り組みを進める。今日も館長とお話して、いろいろなネタを収集しました。地元で活かして行きたいと思います。

at 22:36, kurachannet, 教育

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いじめの問題

最近、いじめに関する問題が大きく取り上げられている。
その中でよく話題になるのが昔からいじめは存在したという
ことである。いじめを受けたこともあるし、いじめ
をしたこともあるという言葉が続くことも多い。
いじめが存在したということは、いじめの正当化にはならない
のだが、この辺にも痛みを分け合った、同じような思い
を皆したんだからある程度しょうがないといった
メンタリティーによる納得も垣間見える。

アメリカ人の妻はよく日本人はすぐに「しょうがない」
と言うと怒る。しょうがある?ようなことでも、すぐに
しょうがないと納得していると。
たしかに、「しょうがない」というのは早く納得するに
は便利な言葉であるが、思考を早く止まらせてしまう
言葉でもある。いじめの問題は決して「しょうがない」
で済む問題ではない、具体的なアクションを必要と
する問題である。

いじめの報告ルートの見直しやスクールカウンセラー
の制度の強化など即効性の高い対策も多いはずである。
将来また同じような議論を繰り返さないためにも、
今、手を差し伸べることが重要である。

at 22:11, kurachannet, 教育

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親と子の工作教室

今日は子どもの小学校で木工教室がありました。建設関係の組合の協力で開催されたこの催し。お父さんをなんとか学校に関わらせたいという思いで、既に区内の他の小学校でも行われているのを知っていたので、PTAにお願いして実現した次第です。当初の見込みを大幅に上回る90組近い親子の参加で盛り上がって(というより真剣だった)ました。
我が家は子どもと一緒に長いすを作りました。最後は修了証をもらって、とん汁を食べました。おいしかったです。
PTAのみなさんお疲れさまでした。ありがとうございました。

at 21:42, kurachannet, 教育

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必修科目の履修問題

最近高校の必修科目の履修漏れが全国各地で問題になっています。今朝の朝日新聞朝刊では35都道府県254校という数字が出ていますが、この数字もどこまで信用出来るのか。

この問題は日本の教育の最も根本的な問題が基盤になっていると思います。教育問題だとすぐに小学校や中学校が問題視されますが、海外では日本の初等教育は高い評価を得ています。問題の根幹は大学受験にあるということに議論の余地はないでしょう。今回の問題も、結局は大学受験のためにという言い訳が学校側から聞かれます。生徒や親も受験に関係ない科目の勉強は出来る限りなくしてくれというのは正直本音でしょう。
そしてルールはあるけど、その解釈は幅広い、そしてそのルールを破っても誰が責任をとるべきかはっきりしない、という日本社会の悪い部分も同時に露呈しました。今回は教育機関がルール破りを行っていたという点で深刻です。

いったい教育ってなんなんでしょう。大学受験で成功し、社会で成功するために必要なことだけを学ぶのが教育なんでしょうか?少なくとも子どもにはそのようなメッセージが伝わっているような気がします。社会に人を送り出す教育機関の使命ってなんなんでしょうか?効率と競争を完全には否定しないが、教育には原理があり、学習者の意思に関わらず教えなければいけない事も多い。今日本にあるのは教育基本法の改正と、非現実的な教育制度の導入の議論ばかりである。現実は、もっと根本的なところにあり、立場ある人たちは教育とは何かというのをきちんと考えて欲しい。

at 15:02, kurachannet, 教育

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